早稲田、無念

ラグビー

2025年1月13日(月・祝)、秩父宮ラグビー場で
ラグビー大学選手権決勝「早稲田vs帝京」を観戦してきました。
もちろん、勝てば5年ぶりの「荒ぶる」となる早稲田の応援です。


2年前は決勝で記録的な大惨敗を喫した帝京戦です。
帝京が強いのは誰もが知るところ。
しかも帝京は大学選手権が始まってから強さに磨きがかかっている気がします。

ただ今年はちょっと違いました。
対抗戦では帝京に快勝していたからです。
あの試合では期待の1年生10番(スタンドオフ)服部くんが光っていました。
服部くんは続く慶應戦では神がかっていました。
そうです。今年は服部くんがいるのです。

準決勝は国立競技場だったのですが、決勝はなぜか秩父宮。
国立では高校サッカーの決勝が行われていたのです。まあ仕方ないか。
いやいや秩父宮はラグビーの聖地。決戦にふさわしいではないですか。
チケットは売り切れ。観客はたしか1万9,000人ぐらいだったと思います。
メイン、バックスタンドは端の方も満席。リーグワンでは見られない光景でした。

13時すぎ、いよいよ選手入場です。
早稲田のキャプテン、2番(フッカー)佐藤健次くん(4年)が笑っているのが気になります。
でもそれは試合を心から楽しみたいという気持ちの表れなのでしょう。
佐藤くんらしいのだと思います。
一方の帝京キャプテン、8番(ナンバーエイト)青木くんは怖いぐらいの厳しい表情でした。

13時15分、キックオフです。
開始早々、そして10分すぎに立て続けにトライを奪われ嫌なムードに。
その後は早稲田もようやく調子が出てきて2本返します。
コンバージョンが1本外れてしまったのが残念です。
前半は12-14。いい試合です。

後半開始早々にPGを決めて、早稲田が逆転。
「荒ぶる」がかなり近づいたと感じました。この時までは。。

直後にトライを決められ、再び逆転を許します。
早稲田は9番(スクラムハーフ)を交代して、リズムを変えようとしますが、
逆にトライを許してしまいます。
まだチャンスはある。と、思っていたのですが終了3分前にトライを決められ万事休す。
直後に服部くんも交代しました。
そして、試合終了を見届けることなく、ボクもスタジアムを後にしました。

服部くんに期待していたのですが、あの時の輝きはありませんでした。残念。
早明戦の頃からちょっと様子がおかしいというか、何か歯車が合わなくなっていたような気がします。

でもまだ1年生です。そして同じ1年生には14番(ウイング)の田中健想くん、6番(フランカー)の城くんもいます。
日本代表の15番(フルバック)矢崎くんもまだ2年生です。
これから数年の早稲田ラグビーは期待できるはずです。
服部くんも来シーズンはさらによいプレーヤーになってくれることでしょう。

「荒ぶる」は早稲田が大学日本一になった時だけ歌える歌です。
ラグビー蹴球部の第2部歌らしいです。
ボクは大学1年生の時に聞いたことがあります。
そうです、堀越や今泉が同学年なんです。

来シーズンの「荒ぶる」を期待して。
大学ラグビーの応援も続けます。

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